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松戸スタートアップオフィスからのお知らせ

2023.05.19

【開催レポート】6月度セミナー 〈起業家・小規模事業者向け〉出版で認知度・ブランド価値の向上を図ろう   事業課題の解決につながる企画・PR手法

6月度セミナーは「出版で認知度・ブランド価値の向上を図ろう  事業課題の解決につながる企画・PR手法」と題して
編集者・ライター湊 由希子さんをお招きして開催しました。

自費出版と商業出版、ハイブリット型出版の違いから、
出版社の選定と編集者とのコンタクトの取り⽅まで丁寧に説明いただきました。
一部をご紹介いたします。

前半は書籍という媒体、出版の違いなど基本的な知識についてのお話からスタートしました。
書籍の持つ「伝える力」と商業出版の信用度を最大限活用するためには
どんな⽬的を持ってどんな効果を狙うかを 明確にしたうえで、書籍を企画する必要があります。

具体例として……
・集客⼒アップのために→事業内容を明らかにする
・販売促進のために→商品・サービスの内容を詳細にし、お客様に利⽤の動機づけを促す
・ブランド⼒アップのために→業界内の競争⼒や専⾨性を明⽰する
・信頼性のアップのために→⼤⼿出版社で書籍を発刊し、⾃社に箔をつける
・採⽤ために→組織体制や教育内容などを周知し、応募者を集める
・事業承継のために→後継者へのスムーズな受渡しや取引先への事業承継表明を⾏う など

目的を明確にするというのは、書籍の出版だけでなく事業を運営する上での課題解決にも繋がるものですね。

後半は企画採用の際に現役編集者として重視するポイントについてお話いただきました。

出版社や編集者は当然売れるコンテンツを求めています。
編集者が重視するポイントはズバリ「目新しさ」
目新しい企画を生み出すためのステップを教えていただきました。

最後の質疑応答では、熱意ある参加者からの質問にお答えいただき、
データ納品をして購入された後に印刷されるオンデマンド出版や、
話題のChatGPTなど出版業界の最新の動向についてもお話いただきました。

SNSなどの普及により、誰もが自分で発信できるようになりましたが、
多くの人の手を経て商業出版される書籍はやはり信用度の高いコンテンツです。
湊さんのお話を伺い、敷居が高いと思っていた商業出版がぐっと身近なものになった気がします。
いますぐでなくてもいつか……という方もまずは企画の素材集めからはじめてはいかがでしょうか。

湊さん、ご参加いただいた皆様ありがとうございました!!

開催前の告知はこちら↓

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松戸スタートアップオフィス6月度のセミナーは
編集者・ライター 湊 由希子(みなとゆきこ)さんを講師にお招きして開催します。
出版は、自社の存在や事業を多くの人に知ってもらえる有効な方法です。
上手に利活用することで、自社のブランド価値も高められます。
そこで本セミナーでは、出版業界の現状・動向を踏まえて、様々な効果を狙える書籍企画(デジタルを含む)の考え方、
企画書の作り方、編集者との関係の作り方などをお話しします。

<セミナーの主な内容>
・商業出版の現状
・紙媒体とデジタル媒体
・企画の立て方
・好ましい企画書の書き方
・編集者や出版社とのコンタクトの取り方

※本セミナーはオンライン参加と会場参加(限定15名様)の併用です。

【開催概要】
◆日 時:2023年6月18日(日)14:30-16:00(質疑応答含)
◆会 場:松戸スタートアップオフィスとオンライン(Zoom)の併用
◆定 員:オンライン 100名/会場 15名
◆参加費:無料
◆問合せ:office@matsudo-startup.jp
◆講師:
編集者・ライター
湊 由希子(みなとゆきこ)さん

【講師プロフィール】
東京都生まれ。武蔵工業大学(現・東京都市大学)機械工学科卒業。
2003年、金融専門の出版社「近代セールス社」に入社。銀行や信用金庫の渉外担当者向けの雑誌『近代セールス』や若手行職員向けの雑誌『バンクビジネス』の企画・編集を担当、その他書籍を多数制作。『バンクビジネス』編集長、出版企画室長を経て、2022年7月末をもって退職。
フリーで編集・ライティングを行っていたが、2023年4月に金融実務に特化した出版社に入社、現在に至る。

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