【終了｜開催レポート】9月度セミナーレポート

開催日：2024/09/26

松戸スタートアップオフィス9月度セミナーは、伊藤一彦さんに起業に関わる「おカネ」のお話をして頂きました。
伊藤さんは大学院卒業後、大手銀行、ベンチャーキャピタルで30年間、金融や投資に関わるキャリアを歩んでこられました。多くの企業の経営を見られた経験をベースにスタートアップの支援に取り組んでいらっしゃいます。

5年で2割の会社が倒産してしまうというのが、日本の創業の現実だそうです。

倒産の原因の8割が資金繰りがうまくいかない為、、、創業者にとって「おカネ」は切っても切れない問題と言えます。

起業を考える方の中で、最初から経理・財務に自信のある人が少ないのも事実です。伊藤さんは「必要なおカネを見える化する事」がはじめの一歩になると力説されていました。

 

自己資金は3割以上
儲けがでる販売量の捉え方
収支トントン売上高
勘定あって銭足らず
支払いはゆっくり、回収は早く
決済口座をつくりすぎない

などなど

軽快な語り口で、経営にとって大切な「おカネ」のポイントをたくさん語って頂き、資金繰りについて理解を深める事ができました。

 

調達環境が悪化している中で日本政策金融公庫の創業融資は”創業前・決算前”がおすすめで、創業計画書をキチンと書く為のポイントもアドバイス頂きました。

「創業計画を実行していく為には、現実的な【分解した目標】を経営者が持つ必要がある」という先生の言葉が心に響きました。

 

受講者の方も熱心に聞かれていて、創業に関する「おカネ」の勘所を掴んで頂けるセミナーでした。
伊藤さんは松戸スタートアップオフィスでの創業相談もされています。起業とおカネの勘所を掴みたい方は、ぜひ相談してみてください。
《松戸スタートアップオフィスの創業相談（特定創業支援事業）》

創業相談

伊藤　一彦

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